2024年4月6日土曜日

懇親会 - 119.8kg

 昨日の娘の入学式の後に行われた懇親会も、なかなか面白い話が聞けました。

学生10人程度を一つのクラスとして、担当教員が付くそうで、まずこれに驚きました。人件費考えると、それだけで相当行きそうです。他学年との掛け持ちをしているんでしょうかね。

教務担当の先生からは、卒業までの4年間で取らなければならない単位は120単位強。これを4で割って年間30単位取ればよいと考えると、4年生になって卒研や就職活動が入って来て残りの30単位を取るのが大変になるから、年間40単位取って3年で必要な単位取得を終わらせておく事をお薦めしますとのお話がありました。

これは確かにそうで、早めに単位取得を進めておいた方が精神衛生上も良いです。就職が決まっても、単位不足で卒業が出来ず、せっかく取った内定が流れてしまったら悲惨です。

また単位は取るだけではなく、出来るだけ「優」を取る様にした方が良いです。これは就職の時に効いて来ます。就活しに行った相手の会社には自分の成績を全公開する事になるので、成績が悪いと大きなハンディを背負う事になります。人によっては「優」が付かないのであれば「不可」にしてくれと先生に頼む人もいるくらいです。ちなみに私は大学時代は、占いばかりやっていて、成績は「良」や「可」が結構ありました。就活の際、形式的に役員面接を行ったのですが、

「君は自分の成績は良い方だと思うかい?」

と質問を投げかけられました。おそらく「優」がほとんどの人が多いんでしょうね。適当に回答しましたが、図々しさが無いと、しどろもどろになってもおかしく無いでしょう。

1年生の内は、大学の先生の価値が分からず、ため口を利いて来る学生がいたりするが、3年生位になると、先生の社会的な評価が分かり、敬語を使う様になり、そして卒業していくという話も面白かったです。小中学生ならまだしも、ため口の学生いるんですかね。それだけ幼い学生が多いという事なんでしょうか。

また、学校を欠席しがちで進級が危ない学生には担当教官から保護者の所に連絡をして早めに対処するという話も驚きです。大学生になっても、そこまでのサポートをするんですね。そうする必要性があるから行われている対応なんでしょうが。

そして、至急学校に金を振り込めといった連絡が来た時は、即担当教官に確認の連絡をしてくれとの事。昨年、実際に全学生に向けて、その様な詐欺メールが送られたとの事です。

その様なお話しをされた先生も、茨城県警で出張講義をしている時に、至急学校に金を振り込めとのメールが届き、学長に

「すぐ送金します!」

と連絡をしたら、詐欺メールだという事が分かり、事無きを得たとの事。ちなみに、その時の茨城県警での講義の内容が、最新のネットワーク金融詐欺についてで、お恥ずかしい限り・・・、と落ちを付けたのですが、ここまで来ると話が出来過ぎ。最初の全学生に詐欺メールが届いたという話から、作り話ではないかという疑惑が私の中で湧き上がって来ました。笑

でも、聞く人の興味を引くネタを提供しようと頑張っている先生がいる事が分かったのは良かったです。娘も面白く授業を受けられるのではと、ちょっと期待してしまいます。

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