2024年4月5日金曜日

娘の入学式 - 119.8kg

 今日は娘の入学式に行って来ました。

大学生にもなって、親が入学式に行くかな?という風にも考えたのですが、入学式後に保護者と担当教員との懇親会が予定されており、学校側の考えとして親が付いて行くことが予定されていました。

ちなみに私の時は、親の同伴は無かったのですが、千葉駅まで行けば何とかなるだろうと思い、駅前の交番で

「千葉大の入学式に行きたいんですが、どこに行けばいいですか?」

と訊き、

「自分はどこに行ったら良いでしょうかって事?そういうの困るんだよね。」

と呆れられてしまいました。でも警察官も真面目な方で、おそらく学校に電話を掛けて聞いてくれ会場が判明。すると私の後ろにいたおばさんが、

「そこです!そこに行くにはどうしたらいいんですか?」

と大きな声で叫んできました。

結局、そのおばさんとタクシーで入学式会場に行ったという思い出があります。今から考えると、何ともふざけた奴でした。(^^;

娘の学校の学食のメニューには「かつ丼」があり、タイヨーの「かつ重」を買って帰ると当然の様な顔をして食べてしまう娘の姿から、高い頻度で「かつ丼」を食べる事が予想されるので、行きの車の中で、

「学食で、かつ丼ばかり食べて、「かつ丼女」とかあだ名を付けらけない様に気をつけてね!」

と忠告したところ、娘から笑いながら

「想像力豊かすぎだよ」

とお褒めの言葉を頂きました。

まあ、金さえ払えば好きな物が食べられるという環境は、肥満を呼ぶので気を付けて貰いたいと思います。

ちなみに私が短期間に体重が増加したなと実感した時期は、出産後に一人暮らしをした時です。普段出来ない料理が出来ると思い、餃子やシュウマイを自分で作り、適量を把握していなかったため結果として食べ過ぎになってしまいました。特にシュウマイは、ひき肉と玉ねぎというシンプルな材料で、味付けも塩コショウのみ。これが肉の味を引き出してくれ、腹いっぱいでも止められなかったと記憶しています。

キャンパスは、そこそこにゆとりがあり、良い感じでした。建物や設備も綺麗な所は、金に余裕がある私立ですね。

学長、理事長のお言葉を要約すると、これから学校で学ぶ事は、社会に求められている事であり、しっかり勉強して卒業後は社会で活躍してね、という内容でした。

言葉を裏側から見ると、

「こんな勉強しても、意味無くね?」

とか言って勉強しない学生が相当数いる事を意味しているのかなと思いました。

大学生に対しては、ブール代数の様に、考え出した人も何の役にも立たないだろうと思っていた理論が、現代のコンピュータ社会を支える基礎となった様に、意味が無いと思っていた学問が重要になる事もあるので、今、実用性などを論じる事はせずとにかく勉強しろという論の立て方もあります。

しかし、勉強する内容の実用性を説いたというのは、ここにいる生徒には、その方が良いとの判断なんでしょうかね。

そんな事を考えながら、ふと思い出したのが、私の兄弟学科だった写真系の助教授のお話しです。

「研究室の配属が決まった時、水沢研究室か、ゼラチンにあまり興味ないんだよな、と思ったんですよね。でも研究をしていく内に、ゼラチンってなかなか面白いな、と思う様になり、気付いたら、どっぷりゼラチンにはまってしまい、今、ここにいるんです。」

確かに、今あまり興味が持てない事を勉強するのはモチベーションを維持するのは大変なのですが、逃げずに向かい合ってみるのが吉です。娘には、ポリアンナの「よかった探し」みたいな感じで、授業の「面白かった探し」をして貰えると良いなと思います。これを続けていると知識の幅が広がり、付いていけるネタが増えますし、自分の好きな分野に対しても別の角度からのアプローチが可能となり、人生の楽しみが増えます。これが勉強する事の面白さです。

懇親会では、担当の先生に我が家に渦巻いていた疑惑をぶつけてみました。娘の成績では一般入試で、この学校に合格できるのは無理がある。もしや理系女子を増やすという方針の下、女性枠で合格したのではないかという疑惑です。

すると担当の先生は笑いながら、

「うちの学校では、まだ入試で女性を優遇するといった事はしていません。お嬢さんは、ちゃんと合格点を取って入学したので御安心ください。」

とお話しして頂き、女性枠合格疑惑は無事に晴れました。

ただ、入学前に行ったオンラインでの学力テストの回答の内、数学だけ見ていたのですが、直感的に省ける選択肢を省いて解答の時短をするといった事はせず、あまり考えずに真面目に紙で計算しようとするあたり、数学的センスはゼロです。

基本的に勉強不足なんですよね。

まずは遅刻せずに学校に通い、出来るだけ良い成績で卒業できる様、頑張って貰いたいなと思います。

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