これって、解放弦は合っていても、フレットを押さえると音が合ってない、いわゆる「フレット音痴」って奴じゃない?と思い、調べてみました。
まず、弦をボディーに固定してるブリッジをよく見たら、少し浮いてます。
ブリッジの弦と反対の側に隙間がある |
これじゃ、初期の設計値が出なそうです。ネジだけで止めていれば、締めましすれば多少は改善する可能性がありますが、接着剤も使っているので諦め、どの程度ずれているかの確認をすることにしました。
再び、クロマチックチューナー登場。基準音からのズレを、半音を100分割したCENTという単位で確認できるので、こういう時に使えます。
どの程度音がずれているか、これでチェック |
解放弦を合わせた後、長3度の4フレット、完全5度の7フレット、オクターブの12フレットを対象としました。結果は、
4弦(G) 4 B+16CENT, 7 D+20CENT, 12 G+25CENT
3弦(C) 4 E+15CENT, 7 G+20CENT, 12 C+25CENT
2弦(E) 4 G#+10CENT, 7 B+10CENT, 12 E+15CENT
1弦(A) 4 C#+8CENT, 7 E+12CENT, 12 A+15CENT
といった結果になりました。
番号の大きい弦の方がズレが大きい傾向にありますね。よく見ると、3弦のサドルはかなり削ってあり、これ以上の調整は困難な感じ。
そうすると、ブリッジを外した上で、やや傾けて右下がりに持って行く様な必要があるのかも知れません。でも具体的に何ミリ落とせば良いかとか、素人には難しそうだし、そこまてやるかって話ですよね。
という事で、その辺を承知で、5フレットあたりまでで使って行くのが正解かなと思いました。
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