なかぱんこと
館山中村屋。地元民以外で知っている人は限られると思いますが、
新宿中村屋の系譜の中にあるパン屋さんです。
店のHPによると、本郷東大前にあった中村屋が新宿に出店した際、従業員だった長束実が大旦那の出て行った後の本郷店を任され、大正8年に独立したのが館山中村屋の始まりだそうです。その後、夏になると本郷の常連さんがこぞって館山の別荘に行くのに合わせ、夏だけ館山で営業する様になり、二代目の時から館山駅前に店を構えて営業する様になったとの事。
高山一実は、旧富浦町出身ですが、高校が
県立安房高校で、通学のため館山駅を利用していたそうです。ちなみに、安房高校の卒業生には、参院議員の青木愛、汚職で辞任に追い込まれた元千葉県知事の川上紀一、X JAPANのYOSHIKI、TOSHIなどがいます。この辺ではレベルの高い高校なのかなと思えます。
高山一実が行っていたのは、駅前本店の方かと思ってはいたのですが、駐車場が無いだろうと思い、館山バイパス店に行く事にしました。館山バイパスを通っていけば簡単に着けるのですが、せっかくなので海沿いの旧道を通っていこうと思ったのが失敗で、途中迷子になってしまいました。でもなんとかたどり着く事が出来て良かったです。
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なかぱん館山バイパス店 |
店を発見した際、平仮名で「なかぱん」とか書いてあるのにはビックリしました。普通は「館山中村屋」と正式名称を書くものかなと思うのですが、地元では「なかぱん」という名前が定着しているということなんでしょう。お昼時な事もあってか、駐車場は場所の取り合いで、駐車スペースの白線が引いていない所にもバンバン車が停めてありました。
店の中に入ると、ケーキやパン、お菓子が置いてあり、その先になかぱんカフェがありました。そして陳列ケースの中にチキンバスケットを発見。
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チキンバスケットとファミリーチキン |
私はチキンバスケットの他に野菜カリー、かみさんはスープカリー、子供はブルーベリーホットケーキとピザトーストを注文しました。ちょっと多いかなと思いましたが、なかなか来る機会が無い所なのでついつい・・・。
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チキンバスケット +ファミリーチキン2個 |
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スープカリ |
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野菜カリ |
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メニュー表 |
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メニュー裏 |
このチキンバスケットのチキンは、揚げ物が食べられない高山一実がこれだけは食べられるといって乃木坂工事中で紹介したものです。追加のファミリーチキンにもマヨネーズが付いている所から、このマヨネーズはサラダ専用ではなくチキンにも使って下さいという事なのでしょうね。食べてみると衣はサクサク。鶏肉もコクがありかなり良いものを使っている感じ。確かに美味しいです。
野菜カリは牛肉が、スープカリは鶏肉が入っていましたが、両方とも時間を掛けて煮込んでありとても柔らかく仕上がっていました。これで850円、600円は安いですね。都内なら1500~1000円は取れると思いました。
銀座中村屋は幅広く事業を展開しているのに対し、館山中村屋は昔ながらの製法を守り、いつまでも美味しい商品を届けるというポリシーのもと、顧客密着の商売を展開しているのかなと感じました。
ちなみに、館山バイパス店のレシートの一番上には「なかぱん」と書いてありました。
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レシートの店名欄には「なかぱん」と書いてあった |
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