「帰ってきたウルトラマン」第21話「怪獣チャンネル」にアマチュア無線が出て来たので、ちょっと突っ込みを入れてみます。
アメリカとPhoneで交信する場合、21MHzを選択するというのは妥当です。北米西海岸との間は太平洋で、陸地が無いので電波は良く飛びます。またハイバンドの21MHzは遠距離との通信で減衰が少なく、ノイズも少ないので海外交信にはピッタリの周波数です。電話級の10Wでもタワーの上に上げた3el八木を使用すれば十分に交信可能です。バンドの選定には問題ありません。
しかし、午後2時にアメリカとの交信というのには無理があります。ハイバンドは基本的に日が当たっているエリアが交信可能になるので、この時刻だと太平洋の島々から中東、東ヨーロッパ辺りまでが交信エリア可能エリアとなります。交信時刻の設定は、早朝にするべきだったと思います。
また
「21万ヘルツの高周波だ」
という台詞がありますが、21万ヘルツは210KHzで中波放送より周波数の低い長波です。21MHzは2100万ヘルツになるので、明らかな間違いです。
企画の段階ではアマチュア無線に詳しい人の監修を受けたものの、怪獣との決戦は夕日をパックに決着を付けたいと言った演出上の要請や、メガという補助単位は馴染みが無いので、万に置き換えてしまえといった雑な変更が加わったと思いますが、まあ突っ込む楽しみを与えてくれたと思い、間違いも含めて楽しみたいと思います。
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