2025年10月15日水曜日

特攻服 - 119.8kg

 TVerでやっいてる3年B組金八先生第2シリーズ第8回「3年B組学習発表会・その2」。

劇中劇は、劇団の子が多いのか、なかなかの出来で感心してしまいました。

劇をやった後に男子生徒3人が特攻服で出て来て、これからの受験に向けての決意を述べた事に対して、校長がクレームを付けるというシーンがありました。

最近の左傾化したTBSを見ていると、反戦平和的なネタなのかなと思ってしまうのですが、よく見てみると違う様です。

当時を思い返してみると、暴走族などが特攻服を恰好良いといってファッションとして使われる事に対し、国を守るために命を賭して戦った人に対する冒涜だという視点での批判がありました。校長のお話しの内容を聞いていると、その文脈の中での批判なんですね。軍国主義否定といった視点ではなく、特攻隊への敬意を背景としたお説教でした。

星新一が地球に1年間置いて行かれた怪獣の話を書いた作品がありました。これに対して後に、この作品は南極に置いて行かれた犬の太郎次郎の話を元に書いたもので、こういった時事ネタを扱うと後で解説が必要になってしまうから、失敗だったと書いていた事を思い出しました。

作品に接する時は、その作品が作成された時代の視点を理解した上で接する必要性をあらためて感じる事ができ、勉強になりました。

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