2025年9月11日木曜日

さばドルを観る - 119.0kg

 先日、メルカリで買った「さばドル」のDVDセットが届いたので、さっそく観てみました。

私が20歳だとサバを読むきっかけとなったドラマであり、普段は温厚な職場のRさんを

「もうサバ読むの止めてくれる?私が30歳と言えば通るの。でも○〇さんが20歳だと言うと冗談になっゃうの!」

と激オコさせ、彼女がサバを読むのを止めたきっかけともなった、個人的に思い入れの深いドラマです。

2012年1月からOAされた作品で、主演が渡辺麻友。この当時はAKB48全盛時代。2011年2月のデビューから1年も経っていない乃木坂46も主演しています。ストーリーの中では乃木坂46がAKB48の完全なる格下として扱われていますが、数年後には完全に立場が逆転し、今ではAKB48は見る影も無くなってしまっている事に、アイドル界の栄枯盛衰を感じます。

テーマ曲の「シンクロときめき」は、アイドルポップスの王道中の王道です。歌詞も素晴らしいのですが、建物の構造として不自然に感じている部分があります。

まず、非常階段に螺旋階段を採用している学校というのが存在するのかという点があります。普通は、折り返しのストレートな階段を採用するケースが多い様に感じます。

もう一つは、教室の配置です。主人公が窓の外に彼女を見ているという事から、クラスは別で、おそらく学年も一緒で同じフロアだと考えられますが、窓から他の教室の様子が見える構造というのが想像が出来ないのです。同じ非常階段を使っているということは、同じ建物で、教室は一直線に並ぶのが普通です。そうだとすると窓の外に別の教室の彼女を見る事は出来ません。建物が中庭を囲って、コの字状、ロの字状だとあり得なくは無いのですが、そういった構造の場合、教室は外向きで中庭側に通路を作るのが普通で、通路側は壁になるケースが多く、やはり窓越しに彼女の姿を見る事は厳しい様に思えるのです。

そう考えると、この歌詞を成り立たせるための奇跡的な後者の構造と、二人の座席配置が必要となり、リアリティに問題があるのかなと昔から思っていました。

しかし、それがあったとしても。心がドキドキする様な歌詞と曲。名曲だと思います。

ドラマのストーリーについては、娯楽物ですので、細かい事は言わず、楽しめるので良いかなと思っています。

このドラマのOA時は3歳だった長男も、リアルタイムでちょっと観ていたんでしょうか、懐かしがって一緒に観ていました。

1500円弱で楽しめたので、安い買い物でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿