2025年2月19日水曜日

オーケストラの少女を観る - 119.6kg

 久し振りに「オーケストラの少女」を観ました。

以前は、なぜ失業者でオーケストラを作ったのか考えた事も無かったのですが、制作が1937年という事を考えると、1929年の世界大恐慌からアメリカ経済がまだ立ち直っていない時期だという事が背景にあるんでしょうね。社会全体で失業者が沢山いた時代だった訳です。

まあ今現在も音楽を仕事として食べていくのは大変な様です。TikTokで「かなこん」という音大大学院を卒業した若い女性ビオラ奏者がライブをやっていて「太客来ないかな」とか言っているのを聞くと、ちょっと悲しい現実を感じてしまいます。

まあ日本でも就職氷河期時代は酷い物だった様ですが、第二次安倍政権下で就職率が改善し、大学卒業後に就職先がある時代にはなりました。ちなみに氷河期世代は未だに見捨てられた世代として冷遇されていると言われていますね。こういう時代に当たってしまうと、なかなか大変です。

で心配なのが自分の子供たちの世代です。日銀は経済状況を考慮せず、政策金利の引き上げに躍起になり、日本経済を再び叩き潰そうとしています。このまま行ったら、子供たちが就職する3~7年後は再び就職氷河期世代の就活生になりかねません。

その様な事にならない様、早くまともな政治を行う政府に変わって貰いたいなと、この映画を観て考えてしまいました。



0 件のコメント:

コメントを投稿