2024年11月29日金曜日

点灯式 - 119.8kg

 図書館に本を返却しようと思って行ったら休館でした。DVDもあるのでそのまま持ち帰り、書店へ行き、英検参考書、問題集をざっと眺めて来ました。何種類も出ていましたが、ずば抜けてこれだ!というものは無い感じですね。ただ試験のフォーマットには慣れておいた方が良いので、1冊は必要かな。

続いてダイソー。マイクロHDMIに変換するコネクタがあったので購入。ただ陳列してある所がUSB関連の棚でした。他にHDMIケーブルを置いてある棚があるので、店員さんは意味が分からず置いていたんですかね。

新しく出来た、コーナンもチェック。DIYに使う資材が徒歩圏にある店で買えるというのは有難いです。他店との価格比較はしていませんが、商品によって、まちまちなのかなという印象でした。

このまま食料品を見て帰るのもアリのですが、クリスマスツリーの点灯式をやるそうなので、そちらを見て帰る事にしました。平日1600~という時刻設定だったので、人は少なめ。金曜日というのはセールの開始日に合わせたのかな。点灯式なので夕方にやりたかったので、金曜日の夕方になったのでしょうが、集まる人は幼稚園児と学校帰りの女子高校生、あとはいつでも時間のある高齢者くらいでした。

点灯式に先立って、アルトサックスの演奏があったので聴かせて貰いました。最初はワムのラストクリスマス。1984年の曲なんですね。40年前のポピュラー曲が今でもクリスマスの定番ソングとして残っているというのは凄いです。こういった仕事が出来たというのは幸せだなと思います。

MCの後はホワイトクリスマス。こっちは1942年の曲で更に長い歴史を持っています。子供の頃、NHKラジオの基礎英語で教材として取り上げられていた事が私との出会いでした。この音域の歌は、アナログレコードのホコリから出るパチパチといったノイズや、AMラジオの狭い帯域の音にすごくフィットしますね。再生機器の性能の制約を生かし切った名曲だと思います。当時の音響機器の性能に高い声は合わないという認識はかなり一般的だった様で、「雨に唄えば」で無声映画時代にトップスターだった女優がトーキーの時代になり、金切り声だったため、吹き替えの女優を使ったというストーリーなどからも伝わってきます。これがCDの時代になり、高音をバンバン使ったのが小室哲哉でしょうね。

そして1曲知らない曲をはさんで、最後は山下達郎のクリスマスイブ。こちらは1983年の曲でラストクリスマスより1年早いんですね。1988年からJR東海のX'max ExpressのCMソングに使われ、代表的なクリスマスソングになりました。国鉄民営化でJR東海が出来たのが1987年なので、その翌年から始まったシリーズでした。リンクの動画の後半は2015年に作られたソフトバンクのCMですが、この当時、あまりテレビを観なくなってしまっていたので、リアルタイムで観た記憶がありません。ただ友達がムーンウォークして登場する所は、1988年の深津絵里バージョンのオマージュですね。

このシリーズの中で最高の傑作だと思うのが、1989年の牧瀬里穂バージョンです。短い時間の中にあるドラマが素晴らしいです。この時代は携帯電話が普及していない時代だったので、こんなドラマが作れました。こちらもその時代の制約が傑作を生んだ一つの例かなと思っています。私と同じように1989年バージョンに魅せられた人が他にもいた様で、下記の解析記事が秀逸です。

’89 牧瀬里穂のJR東海クリスマスエクスプレスのCMが良すぎて書き殴ってしまった

あの1分のCMからここまでの記事を作ってしまうのは凄いです。

4曲の演奏が終わった後に点灯式。小さなベルを貰ったので、それを鳴らして点灯をお祝いしました。子供優先で100個用意してあったそうですが、結構余ったかなと思います。

その後、食料品を見て家路に着きました。


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