息子の国語のブリントに、教科書に出て来る単語の読みと意味を書かせる物があり、何もやっていなかったのでやらせました。
すると一つだけ読みは書いたけど、意味が書いていないものがありました。それが
「穿鑿」
なかなか使わない字ですが、読みは「せんさく」。「詮索」は使うんですが「穿鑿」はあまり使わないですね。で、教科書には読み仮名が降ってあったのですが、息子がプリントに書いた読みが
「がばん」
「穿」に「牙」があり、「鑿」が「盤」に似ているから、この読みを付けたのかなと想像したのですが、教科書を見ろよ!と思ってしまいました。笑
読みが違っているので、辞書で意味を調べてもヒットしないのは当然の結果ですね。
ちなみに、私が出鱈目な回答を書いたもので記憶に残っているのが「標準世界史」事件です。
中3の時、世界史の定期テストでユダヤ人のバビロン捕囚について詳しく記載されている文書は何か?という問題が出ました。正解は「旧約聖書」なのですが、不勉強な私は正解が分からず、当時授業で使っていた教科書名「標準世界史」と回答しました。当然の如く不正解となったのですが、先生も面白がり、クラス内でも結構笑いが取れたりました。
これでこの件は一件落着となりましたが、後日談が付きました。
その後、日本史の定期ストで資料名を答えさせる問題が出た時、「詳説日本史」という当時使っていた教科書の名前を書いた人が多数出たのです。おそらく私の「標準世界史」が頭に残っていて、「そうだ!」と思い、書いた人が何人も出たものと思います。しかし、この時の先生の反応は私の時とは真逆で「ふざけてるのか!」というもの。数が多かったのも先生を怒らせた一因なのでしょうね。
単なる模倣の二番煎じはリスクが高いんだな、という事を学ぶ事が出来た事件でした。
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