昨日の記者会見を受けてか、国民民主党から参院比例に出馬予定だった山尾志桜里が、比例名簿から除外されることが発表されました。
会見では、過去のガソリン代不正請求疑惑については秘書が勝手にやったとして逃げ、不倫問題については、他の関係者の事を考え何も言えないと逃げ、挙句の果てに、相手の奥さんが自ら命を絶った事について知らなかったと白を切る始末。まともに質問に対する回答をしておらず、火に油を注ぐ結果となりました。
この記者会見を乗り切れば、「過去に対する説明責任は果たした」と言って逃げ切るつもりだったのでしょうが、世の中、そんなに甘くないと思います。
私は、政治家が不倫すること自体には、あまり興味が無いのですが、事実について誤魔化そうとする姿勢は政治家としての資質に欠けると思います。この点に対して、彼女は失格だと思います。
また、政治的思想についても、女系天皇を容認する様な発言をしたり、左翼丸出しなので、駄目だと考えています。
ということで、彼女が国民民主の候補となった時点で、国民民主党は見限っていました。
玉木代表も、彼女を比例候補にした事で、ここまで支持率が落ちるとは予想していなかったのでしょうが、自分の政党の支持率が上がった理由が分かっていなかった様で残念です。
ここまで信用が落ちてしまったので、これを参院選までに回復させる事は絶望的でしょう。
引き返す事が出来た最後のチャンスが、読売の女系天皇容認論に対して賛意を示した時だったでしょう。この時、党の方針と主張が違うとして、処分する形で候補から除外していれば、ここまでの痛手を負う事は避けられたと思います。損切りが遅れた事による支持率の大幅低下です。
この辺の勝負勘を持ち合わせていない所が、玉木代表には欠けていますね。一時、総理大臣も狙えると言われていましたが、勝負所を見誤る所は、国のリーダーとして厳しい物がある様に思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿