毎週、娘のpythonの課題を解いているのですが、私自身pythonを使ったことがありませんでした。
そこで、基礎的な勉強をしておこうと思い、娘の教科書がなかなか良くかけていたので、それを読もうとしたのですが、いつ見ても家で見付ける事が出来ません。で娘に教科書はどうしたのか訊いてみたら、
「学校のロッカーに置いてあるよ」
との回答でした。
家で勉強する気が無いみたいです。大丈夫か?笑
そこで図書館に行って借りてきたのが
です。
まだよく読んでいないのですが、文法の全体像を網羅し、見易く作ってあり、なかなかのお薦めです。
今更、言語の文法を書いた本を読むのもなという所もあるのですが、
x, y = y+3, x+2
の様な変数への代入法が用意されている事を知らなかったので勉強になりました。一組の変数をセットで設定する際に視認性が高くて便利ですね。
また、
True + 5 の結果は?
とか、考えたことも無い例が挙がっていて考えさせられました。pythonの場合はTrueは1となるので、結果は6になるのですが、処理系によっては、論理型と整数型で、型が違ってエラーとする実装も有り得ます。言語を作る人は、こういった細かな動作まで考える必要があるんだななどと考えさせられました。
この本に対する注意点ですが、何らかのコンピュータ言語を触った事のある人には良いのですが、全くの初心者がこの本から入ると、重い様に感じます。易しく書かれてはいるのですが、分量が多いので、それなりのモチベーションが無いと挫折する人が多いのではと思います。
全くの初心者は、もっと薄い入門書からスタートして、コンピュータ言語とはこういう物だという理解をした上で、この本に入るのが良いでしょう。
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